日本でフェミニストが嫌われる理由
最近、イギリス人の友達に日本の性差別に関するインタビューを受けた。その中に「えみさんはフェミニストですか」という質問があった。私はフェミニストなのか正直わからない。もし、そうだととしても胸を張って言うことはまだできない。ずっとモヤモヤしていたから日本のフェミニズムについて思うことを書いて見た!
ちゃっかり?
まず、フェミニストであるかわからない理由。
正直にいうと、女性であるから受ける恩恵は手放したくはないから。
例えば、毎週水曜日に見る映画は安い。なかなか時間は取れないが、常に金欠の私には嬉しい。
しかし、実際は男性にとって安くなる日は存在していなくて、いつも罪悪感を感じてしまう。
そのような恩恵を受けておいてフェミニストと名乗るのは違和感を感じる。
もちろん、性差別は許せないことである。
性別によって行動が制限されるべきではない。(これに関してはメンズデーを作ればいいのかな。)
自分の利益だけ考えるようなフェミニストにはなりたくない。
フェミニストって自己中女?
ツイッターで「女性優先にすることで男性は何も得しないじゃないか」というような投稿を見たことがある。
一部の日本人はフェミニズムとは「女性を優位にする活動」だと思っている。
そしたら、なんで男性フェミニストがいるのだろうか?
私は、「女性だから○○しなきゃいけない」的な考えが嫌いだ。
こういうことが男性側も女性側と同じようにある。
「男の子だから泣いちゃダメだよ」「男が奢るのは当たり前でしょ」などなど。
実は男性のタブーって、「女性らしくなること」である。一方で、女性が男らしくてもそれはタブーではない。
よくよく考えて見るとフェミニズムとは「女性を優位にする活動」ではなく、「女性という選択肢が減ってしまったり女性軽視をなくすための活動」である。
だから、その制限をなくすことで「社会が求めてきた理想の男女像の差」をフラットにできる。実は男女両方ともウィンウィンだったりする。
例えば、男女の収入差がもっとフラットになれば男性は毎回のデートごとに奢るなんて習慣なくなっていく(と思う)!
フェミニズムは決して女性を男性よりも優位にすることではない。男女をあくまで平等に扱うための活動だ。利益だけを求めて、女性差別だと言っている人は無視しておっけーである。
女性軽視
フェミニストが訴えるもう一つの問題は女性軽視。
世の男性が女性軽視についてどんな意見を持つのかはわからないし、全ての人が女性軽視をしているとは言わない。
でもこれだけは言いたい。女性軽視は腐る程存在している。
セクハラや、痴漢、レイプ問題。
「触られても減るものじゃない」
いや、絶対減る。元気も、自尊心も、精神も減る。
これに関してはまた別の機会で書きます。
勇気を出して、私たちはもっと声をあげていい。我慢しちゃダメだ。
言いたかったこと
ここまで書いてきてわかったことがあります。私はフェミニストだなと思いました。でも、自己中心的なフェミニストにはなりたくない。もっと勉強します。特別辛いことがあったわけじゃないけど、性差別のないフラットな世の中になればもっとみんながハッピーに暮らせると思うなぁ。みなさんはどう思いますか?